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最後の恋

  • uminogohan
  • 2016年4月20日
  • 読了時間: 2分

ずっと一人暮らしをしていて 慣れていた頃に 男を好きになった女の物語は どこか切ない 最初は遊びのツモリ・・・だった 別れた男との思い出を消したくて つい連絡した 遠距離恋愛だから 年に何回しか合わない 都合のいい時だけ会える それだけでよかった 良かったはずなのに デートを重ねるたび 身体を重ねるたび 遊びの彼が本気に思えてきた ううん。。。向こうも遊び 大人の付き合いだから・・・と  どこか寂しさをごまかしていたのに ごまかせなくなってきた 久しぶりの彼とのデートで 昔のこと 自分のこと 内緒にしてたことを話した 途端。。。。 とうとう堰を切ったように 彼への愛が溢れだした なんにも思わなかった 一人の時間が急に淋しくなる 一人でいるのが不安になる 彼が好きだと自分で自覚した だんだん 会いたさが募る 都合が良かった遠距離恋愛が 急に不都合になる メールしていい? 声を聞いてもいい? 甘えてる自分がいる もう 恋なんてと思ってたのに・・・ 彼は言った。。。。 「馬鹿だな~ 僕は前からずっと君のそばにいるじゃないか」 前なら「お上手ね~」と受け流していたのに 信じようとする自分がいる どうやら 恋の道に入ったようだ どうでもよかったら 一人の生活も楽だったのに 彼が心の中に住み始めている そして それが心地よくて 不安で・・・ また今日も一人の夜が来ると 彼を思い出す女がいる。。 恋愛しなければ火傷も負わなくていいのに こればっかりは運命なんでしょうね

「僕はキミのそばにいるよ・・・」


 
 
 

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